株式会社加藤建設

2012年1月1日

エコミーティング活動 ~地域に頼られる建設会社をめざして~

連絡先

株式会社加藤建設 http://www.kato-kensetu.co.jp/
海部郡蟹江町下市場19-1 0567-95-2181 k-kusaka@kato-kensetu.co.jp

受賞のポイント

建設工事を受注する企業として、地域住民や発注者とともに環境に配慮した豊かな街づくりのためのアイデアを出し合う「エコミーティング活動」を実施することにより、これからの建設事業のあり方の先駆的なモデルを示したことが高く評価された。

概要

当社は愛知県海部郡に本社を置き、道路工事や河川整備といった地域に密着した公共工事を中心に事業を営んでいる企業です。地域の利便性や災害の少ない街づくりをめざしインフラ整備に携わってきましたが、 建設業は自然破壊の元凶と揶揄されることがありました。

公共工事を進める中で“自然環境の破壊”といった一面もありましたが、視点を変えて取組むことによって、むしろ自然を守り回復させられるのは私達なのではないか、との想いから“人と自然との共生”“地域に頼られる建設会社”をめざし、2009年にエコミーティング活動をスタートしました。

以下に示す3点が、エコミーティング活動 の主目的です。

①【自然環境配慮】公共工事における豊かな自然環境の保全と再生

②【住民環境配慮】工事による地域住民への負荷の低減及び暮らしやすい街づくり

③【コミュニティーづくり】公共工事と地域とのつながり(地域住民・発注者・建設業)


【自然環境配慮活動実施事例】

河川工事において生物多様性を豊かにすることを目的に、植物の繁茂面積の拡大及び水生生物に対して有効な多孔質空間の創出を河川関係者・発注者に提案し実施しました。

〈実施内容〉

活動状況

●河川内の玉石を撤去することで植生の遷移を促しました。

●撤去した玉石をふとん篭に詰め、護岸に設置することで生物が住みやすい環境を創出しました。


●完了後は植生の繁茂・遷移状況、水生生物の生息状況のモニタリング調査を行っています。

実施事例1


【住民環境配慮活動実施事例】

都市部での工事において住民環境に配慮した施工方法を検討・実施し、その情報を住民に提供することで地域とのコミュニティーづくりを進め、また工事完了後に住民アンケートを行い実施効果の検証を行いました。

〈実施内容〉

●ハイブリッド重機の使用・土砂ピットによる土量削減・壁面緑化・透明仮囲いパネルの使用

●絶滅危惧種ポスターの掲示・工事情報「瓦版」の配布・アンケートによる効果検証

実施事例2

先駆性・独創性

自然環境や生活環境に配慮した工事の施工を目標に、自然をより豊かにする公共物の提案や自然に負荷をかけない施工方法並びに工事による生活への負荷をかけない施工方法を提案・検討・実施しています。

環境負荷低減効果

社内活動としてスタートしたエコミーティング活動ですが、業界全体や官民共同での活動へと広がりをみせており、書籍や新聞記事でも紹介されております。

今後は地域住民や発注者と共にエコミーティング活動を行い、私達が住む街を豊かにするアイデアを出し合い、参加者共有の大きな夢に向けて、ひとつでも多く実現し、地域と一体となったコミュニティーの形成を目標としています。