三菱自動車工業株式会社

2011年1月1日

新世代電気自動車「i-MiEV」

連絡先

三菱自動車工業株式会社 開発本部 技術管理部
岡崎市橋目町字中新切1 0564-32-5205

受賞のポイント

長年の研究開発を経て、電気自動車の電池の重量、充電時間、航続距離など従来の課題を飛躍的に改善し、世界初の量産型電気自動車を市場投入したことにより、低炭素社会に向けた自動車づくりに大きく貢献した点が高く評価された。

概要

「i-MiEV(アイ・ミーブ)」は、既販の軽乗用車「i(アイ)」(ガソリンエンジン搭載車)をベースに、エンジン&トランスミッション、及び燃料タンクなどのコンポーネントを、モーター&トランスミッション、インバーター、車載充電器などに置き換えるとともに、約40年にわたる当社の電気自動車に対する研究開発から得られたノウハウをつぎ込んだ、新世代電気自動車です。

【主な商品特長】

●走行中のCO2排出ゼロ

(排気ガスを全く発生しないゼロエミッション車)

●100%電気で走行

(電気代のみで、ベース車の燃料代と比べ1/3のコスト)

●静かでキビキビ、快適な走り

(電気自動車ならではの静粛性と電気モーターの特性を活かしたレスポンス良い力強い走りを実現)

●日常ユースに充分な航続距離

(一充電走行距離は10・15モードで160km)

●3WAY充電システム

(AC100V・200Vの普通充電と、急速充電に対応)

先駆性・独創性

世界初の量産電気自動車

電気自動車の課題(重くてかさばる電池、信頼性、充電時間)をパッケージング、及び新開発のコンポーネント群によって解決し、大人4人が乗れる室内空間、日常ユースで充分な航続距離を実現しました。

●「i(アイ)」のリヤ・ミッドシップレイアウトを有効活用し、大容量の駆動用バッテリーパックを搭載。

●駆動用バッテリーには高性能リチウムイオン電池を採用。

●高効率・小型軽量化した「永久磁石式同期型モーター」を採用。

統合制御技術「MiEV OS(MiEV Operating System)」

すべてのEV コンポーネント情報を集約し、新世代の電気自動車にふさわしい高度な統合制御技術により、省エネを図りながら快適で安全・安心な走行を実現しました。

環境負荷低減効果

① 走行中、有害物質を含む排出ガスを一切出しません。

② CO2排出量は同クラスのガソリン車の約1/3(発電時のCO2発生も含む)。

③ 総合エネルギー効率はガソリン車やディーゼル車の約2倍。

④ 燃料にガソリンを使用しないため石油依存の低減にも貢献。

⑤ リサイクル素材を使用しているほか、部品の一部に植物由来の「グリーンプラスチック」を採用。