株式会社豊建

2015年10月30日

投資負担を軽減した、既築建築物の愛知県初テイラーメイド型、ネットZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)化事業

連絡先

株式会社豊建 http://www.kk-toyoken.co.jp/
名古屋市熱田区伝馬二丁目16-15 052-681-6368

受賞のポイント

既築建築物向けの投資負担を軽減したゼロ・エネルギー・ビル化事業モデルを構築することにより、老朽化したビルの多角的な視点からの省エネ改修を実現したことは、省エネルギーと省資源に大きく貢献するものと評価された。

概要

流れ

  • 日本では、「民生・業務部門」の省エネ化がこれまで充分には行われてこなかった。そこで、ビル・オーナーが既築建築物全体の省エネ化に取り組みやすい事業モデルを構築した。
  • まず、建築物全体のエネルギー消費実態を調査・診断し、その特性を勘案して、最適な省エネ方法を提案する。その場合、機器類の変更だけでなく、建物の断熱性向上や再生エネルギーの導入におよび、ネットZEB化を目指す、多角的かつテイラーメイド型の手法で実施する。
  • 適合可能な補助金等の選択と利用で、初期投資負担を極力軽減させ、ビル・オーナーが実施し易い省エネ化を提案。施工および省エネ化後のフォローも全て行う、ワンストップ的な手法で実効性を上げる。
  • 築年数の古い(20~30年)既建築物であれば、建物特性にもよるが、この省エネ化手法でエネルギー消費量を3~4割も削減することができる。

先駆性・独創性

  • 老朽化した既築ビルを多角的に省エネ改修し、初期投資額を補助金やファイナンスで充当する方法により、ビル・オーナーの負担を軽減させたネットZEB化事例としては、愛知県では初めての事例である。
  • テイラーメイド型、ワンストップの省エネルギー事業モデルとしては独創的なものである。
  • この事業モデルでは、ビル・オーナーに対する経費削減だけではなく、CO2削減や新市場の創造など社会的に大きなインパクトを与えるものである。

環境負荷低減効果

  • これまでのネットZEB化実施事例の平均では、エネルギー消費量45.0%削減という大幅な実績を挙げている。
    建築物 建築物2
    既築建築物のネットZEB化実施例のエネルギー消費量の変化
  • 上記のグラフは、実際の既築建築物のネットZEB化実施例のエネルギー消費量の変化を示しており、25年度上期(左側・省エネ化前)と26年度上期(右側・省エネ化後)の比較では、極めて大きな省エネ削減効果があったことを示している。(グラフ下の数字は月を表す)