福田三商株式会社

2016年6月28日

独自の技術開発と回収システムの構築による世界トップクラスの古紙回収率達成への貢献

連絡先

福田三商株式会社 http://www.fukudasansho.co.jp
名古屋市南区千竈通2-14-1 052-825-2111

受賞のポイント

古紙のリサイクル分野において、業界初の独自の技術開発による機械化・省力化と効率的な回収システムの構築により業界全体をリードしたことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価された。

概要

当社は、古紙のリサイクルにおいて、様々な省力化設備や快適で高効率な作業環境などを、独自の発想で開発すると同時に、古紙の集荷業務の効率化や品質の安定化も追求してきた。やがて、それらの独自発想の取組が、業界のスタンダードに育ち、現在の古紙リサイクルシステムに貢献することとなった。
近年では、企業の保存書類の処分や、個人情報保護法の対象となる廃棄書類の処理を適切に行うことが課題となっており、それらの廃棄書類の処理も情報を漏洩させることなく、製紙原料としてリサイクル可能となる出張シュレッダー車や機密書類溶解システムを同業社に先駆け導入した。
経済発展著しい東南アジア諸国の紙の消費量は、電子化の時代となった今も増え続けており、現在、同地域への進出を計画している。

先駆性・独創性

企業ごとに実状に合ったリサイクルシステムの提案、実施

  1. 企業ごとに実状に合ったリサイクルシステムの提案、実施
  2. 機械化・省力化による作業効率アップ (大型ラージベール・回転フォークリフト・ベールクランプリフト)
  3. 集荷先で正確な数量提示が可能となり業界のモラル向上に貢献 (計量器付パッカー車)
  4. 集団回収などで古紙の積込作業の労力を軽減 (グリーンバッグ・らくらくバッグ)
  5. トラックスケールで計量した数量を顧客管理 (仕入、支払業務等)・経営指標 (月次、決算書類等)までつながる一元化システムを独自開発
  6. 情報保護を確立した廃棄書類処理システム (出張シュレッダー・機密書類溶解処理システム)
  7. 古紙リサイクルへの理解を広める展示室 (古紙の森)

計量器付パッカー車
計量器付パッカー車

展示室「古紙の森」
展示室「古紙の森」

バッテリークランプリフト
バッテリークランプリフト


環境負荷低減効果

国内における古紙回収率・利用率の推移

  1. 当社が回収している古紙の総量は、年間約50万トンであり、立木約1,200万本に相当する。これにより、森林資源の保護及び製紙工場でのCO2排出量削減に貢献している。
  2. 回収時・運搬時におけるCO2排出量削減のため、構内作業はバッテリーリフトを使用し、収集車両の一部にCNG車を導入している。また、適切に拠点を増やし適宜回収ルートの見直しを行っている。