株式会社三五

2016年6月28日

「三五の森づくり 環境づくり ひとづくり」

  • 緑環境の再生
  • 環境教育活動

連絡先

株式会社三五 http://www.sango.jp/
名古屋市熱田区六野1-3-1 052-882-3593

受賞のポイント

都心の工場跡地に自然豊かな緑を再生するとともに、生態系の調査や保全を通じて社員や地域住民への環境教育を推進するなど幅広い活動を展開したことは、環境保全に対する意識啓発及び活動の推進に大きく貢献するものと評価された。

概要

ECO35
ECO35

都会のコンクリートに囲まれた無機質な景観に緑環境を取り戻すために、生物多様性に配慮して、森づくりを行っている。名古屋市熱田区の自社工場跡地に整備したECO35を活動拠点とし、地元の熱田神宮と同じ樹種構成で62種類の木を18,000本植え、さらに、池、小川、田、畑など里山をイメージした風景が広がっており、都会では見られない野鳥や昆虫が飛来している。この緑環境を通してさまざまな活動を展開している。
また、世界各国の生産拠点においても森づくりに取り組んでいる。

先駆性・独創性

地域小学校と連携した体験授業
地域小学校と連携した体験授業

  1. 地域住民と一体となった植樹活動
    三五の国内外の全ての生産拠点で、地域住民と協力し、地域の植生の現地調査に基づき、植樹活動を行っている(海外の例としては、トルコ、中国、東南アジア、北米等)。2015年12月現在18万本で、目標は35万本である。
  2. 一貫した体験授業や生物多様性を実感できるESD
    都心に位置するECO35の周辺地域の小学生を対象に田植えから稲刈り、採れた米で五平餅作りという一貫した体験授業をしている。また、小さな水槽に土を引き水草を入れて、メダカ、ドジョウ、ヌマエビ、タニシなどを入れて小さなビオトープを作る生態系循環の勉強会も開催している。
    ECO35の森では、定期的な生態系調査も開始し、今後のESDに活用していく計画である。さらに、震災で被害を受けた三陸海岸の森を再生するため、東北で採取されたドングリを育てポット苗にして三陸に返す活動をしている。

啓発効果

森を再生し、生物多様性に配慮した田や池を作り、ここでの生態系を調査して、豊かな環境になったデータを活用してESDを行っている。
ECO35の開設から10年目の森ができたことによって、緑環境の再生が新聞やテレビで紹介された。その後、ECO35の見学会や他社で植樹祭が開催されるようになった。

ECO35植樹祭(Before)2006年11月
ECO35植樹祭(Before)2006年11月

植樹から10年目の森(After)2015年5月
植樹から10年目の森(After)2015年5月

三五は森づくりを通して未来を築く子供たちのために、ひとづくりを応援します。