ダイセキグループ

2017年7月24日

変化する社会のニーズに合わせ、幅広い資源リサイクル事業の全国展開によって、循環型社会の構築を牽引

連絡先

株式会社ダイセキ http://www.daiseki.co.jp/
名古屋市港区船見町1-86 052-611-6321

受賞のポイント

社会のニーズに応じた幅広い廃棄物に対応する資源リサイクル事業を展開し、全国規模での先進的なビジネスモデルを構築したことは、環境負荷の低減と資源循環型社会の形成に大きく貢献し業界をリードするものと評価された。

概要

東日本大震災 石油流出事故回収現場
東日本大震災 石油流出事故回収現場

株式会社ダイセキは1945年に創業、1958年名古屋市に会社を設立。設立当初から、時代に先駆け廃棄物を資源として再利用することに着眼し、焼却処理施設や最終処分場を有しない産業廃棄物の中間処理・リサイクルのパイオニアとして業界をリードしている。また、東日本大震災で発生した津波堆積物に対し、減容化処理を行った経験から、2016年に、関係企業と共に一般社団法人日本災害対応システムズを設立。効率的な災害廃棄物処理方法や広域的な輸送システムを構築し、災害時の迅速対応を可能にした。これにより、ダイセキグループは「通常時のリサイクル全国展開」と同時に「災害・緊急時のリサイクル全国展開」が図られ、常に資源のリサイクルを全国レベルで展開する仕組みが出来上がった。

先駆性・独創性

循環型社会の構築

株式会社ダイセキは1972年名古屋市で産業廃棄物処理業の許可第一号を取得。1999年産業廃棄物処理業界では初めて上場を果たし、2000年には、東証・名証第一部に上場。2011年4月に名古屋市から優良産廃処理業者認定制度の第一号事業者に認定。焼却処理・埋立処分が主流の設立当初から、時代に先駆け廃棄物を資源として再利用することに着眼し、リサイクル業界ではパイオニア的存在となった。災害時を含め、常に資源のリサイクルを全国レベルで展開する仕組みを持ち、グループで循環型社会の構築を事業として行う、全国でも稀な企業である。また、東証一部上場や決算内容からも、社会的信用が得られており、子会社を含めたグループとして全国規模で循環型社会の構築に貢献している。環境問題の解決に向けた技術開発を行い、廃棄物からの有用金属の回収、汚染土壌処理、BDF製造、石膏ボード資源化、低濃度PCBの収集運搬、廃バッテリーリサイクル、タンク洗浄と新たな環境問題に挑戦し、総合的にソリューションする事業展開を進めている。

環境負荷低減効果

  • 燃料化により年間51万トンのCO2削減…当該燃料は主にセメント会社にて石炭代替として使用。石炭換算で約19万トン
  • 17万世帯分のエネルギー回収…当社が2015年度に生産した再生重油・補助燃料はエネルギー換算で5,900千GJ
  • 廃酸・廃アルカリ処理時のCO2を90%削減…単純焼却の場合176kg-CO2/t発生に対し、中和・生物処理により17kg-CO2/t
  • 資源としてのリサイクル率85.3%…最終処分場・焼却施設を所有していない。
  • 汚染土壌589千t受入し、セメント原料などに90.3%リサイクル
  • 廃石膏ボード37.1千t受入し、リサイクル率99.8%…地盤改良材の製造や石膏ボード原料・紙原料へリサイクル
  • 廃食油2,140kl受入し、BDF燃料などに100%リサイクル
  • タンク洗浄事業による原油タンクの効率化・長寿命化
  • 廃バッテリーから、鉛をリサイクルすることで省資源に貢献
  • 製品の徹底した品質管理…リサイクル品による環境汚染を絶対に起こさない
  • 常に研究開発と品質向上を図る…「リサイクル品は粗悪な製品」というイメージを払拭するため