株式会社デンソー

2018年7月25日

LCA、環境マネジメントシステム、品質保証体制の融合で環境経営を実践する「デンソーエコビジョン 2025」

連絡先

株式会社デンソー https://www.denso.com/jp/ja/
刈谷市昭和町1-1
0566-25-5511

受賞のポイント

多種多様な自動車部品の製造・使用時における環境影響を可視化する手法を確立し、環境に配慮した製品の開発につながる仕組みを構築したことは、環境負荷の低減に大きく貢献し業界をリードするものと評価された。

概要

株式会社デンソーは、全ての企業行動を通じて、環境問題やエネルギー問題の解決と自然との共生を図り、2050年の持続可能な地域・社会を実現するためのアクションプランとして『デンソー エコビジョン2025』を2016年4月に策定した。
『エコビジョン2025』では、2025年に達成すべき3つの目標として「エネルギー1/2」「クリーン2倍」「グリーン2倍」を定め、この目標を実現するために製品、工場、社員、経営の各段階における具体的な行動計画を策定し、取組を開始している。

エコビジョン2025

先駆性・独創性

製品EMS

自動車部品の燃費削減効果向上、事業全体の環境負荷改善のためには、製造段階及び自動車部品を車両に搭載し使用する段階での環境負荷量を、製造方法、機能等に応じて的確に把握する必要がある。従来、自動車部品の効率的な環境負荷評価手法は確立されておらず、環境経営のためのLCA活用が困難であった。それを克服するために日本自動車部品工業会と協働し、業界の標準的な環境効率及びLCA算出方法の開発に取り組み、ライフサイクル視点で環境に配慮した新製品を開発設計する仕組みを構築した。これは環境管理システムの一環となっており、品質保証体制とも連携し当社の環境経営を推進させている。 

環境負荷低減効果

コモンレールシステム

[環境製品事例:コモンレールシステム]

製品概要:ディーゼルエンジン用の超高圧(最大2,500気圧)燃料噴射システム。
主要部品のコモンレール、燃料ポンプ、インジェクタで構成される。

2016年度

※算出前提: 2016年度は第4世代コモンレールシステム売上140,000台増加し、第3世代コモンレールに対して3%燃費向上すると仮定。燃費は日本自動車部品工業会LCIガイドライン記載の標準車両燃費17.6km/L(5.68L/100km)、年間走行距離は部工会LCIガイドライン記載の標準年間走行距離12,000km。部工会LCIガイドラインで規定する車両使用期間10年分の環境負荷量及び削減効果を製品製造当年で積算計上。