2022年前期のNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』。
沖縄本土復帰50年を記念して、沖縄本島北部のやんばるを舞台とした物語です。
放送開始直後からSNSでも話題となっていたちむどんどん。
今回は、ちむどんどんの暢子(のぶこ)の出産シーンがひどすぎると話題になった件について、まとめています。
私もばっちり見ましたがこれは確かに論争を呼ぶ・・・
『にんじんしりしりーは突然に』115回のネタバレもあるので、見逃した方はぜひチェックしてくださいね。
\朝ドラ ちむどんどん・舞いあがれ!は全話U-NEXTで配信中(2022年12月3日現在)/
朝ドラ ちむどんどん
ちむどんどんのあらすじは?
ちむどんどんのストーリーは1964年戦後の沖縄本島北部のやんばるという地域から始まります。
ヒロインでやんばる村で暮らすサトウキビ農家の次女・比嘉暢子(ひがのぶこ)はお転婆な少女。
まずしいながらものびのびと暮らしていました。
ある日東京からやってきた中学生・青柳和彦と出会います。
最初は、東京と違う生活に不満気だった和彦ですが、比嘉家で沖縄そばを食べたことをきっかけに打ち解けていきます。
父親の突然の死や更なる借金で苦労をする比嘉家だったのですが、家族一丸となり頑張ります。
子供たちも成長し、それぞれの道を目指し始めます。
暢子がめざしたのはレストランの料理人でした。
朝ドラちむどんどんキャスト
黒島祐菜:比嘉暢子→青柳暢子 役
仲間由紀恵:比嘉優子 役
上白石萌歌:比嘉歌子 役
川口春奈:比嘉良子→石川良子
竜星涼:比嘉賢秀 役
宮沢氷魚:青柳和彦 役
鈴木保奈美:青柳重子 役
朝ドラ ちむどんどんの評判は悪い?
ちむどんどんの視聴率は低め?
ちむどんどんは沖縄本土復帰50年を記念した朝ドラで、かなり力が入っているはず・・・なのですが。
なんとちむどんどんの評判はあまりよくありません。
第105作の『カムカムエヴリバディ』、第104作の『おかえりモネ』と比べると1~2%視聴率も低いようです。
アプリでの視聴者獲得で表彰を受けている
NHKでは、NHKプラスという番組視聴アプリがあるようなのですが、ちむどんどんはアプリへの誘導を行い視聴率には表れないファンの獲得に成功したようです。
土曜の放送回ではQRコードへの誘導や、ポスターなどにもQRコードを掲載していたので、視聴者増加となりNHK局内で表彰もされています。
前作より少ない視聴率なのは、NHKプラスで見ている人がいるからなのか!?
#ちむどんどん反省会 でファンが交流
SNSでは、放送中や放送後に#ちむどんどん反省会、#おかえりモネ反省会などのハッシュタグを使っての振り返り投稿が増えます。
今回は、批判コメントやネタバレも多いようでやはり前回とはちょっと違う様子。
放送後の反省会で気持ちを発散して、次の市長につなげているファンもいるとか・・・。
愛憎劇というか嫌いも好きうちというか・・・。複雑なファン心ですね。
ちむどんどん 115回 にんじんしりしりーは突然に のネタバレあらすじ
完全ネタバレ 115回 にんじんしりしりーは突然に
暢子(のぶこ)が出産を控える中、沖縄から準備のために母の優子と姉の良子がやってきました。
ところが出産ぎりぎりのはずの暢子は、ほとんど入院準備をしておらず全員びっくり!
なぜかお弁当ににんじんしりしりをつめたり、おにぎりを食べようとしています。
その緊張感のなさに家族も驚きを隠せませんが、いつものことと思っているようです。
そこへ暢子の兄の賢秀が、彼女を連れてきて『この人と結婚する!』母親や家族の前で突然の宣言。
ただ挨拶するだけと思い込んでいた彼女はうろたえ、周りも賢秀の行動のとっぴさに彼女を心配し始めます。
しかし賢秀の勢いは止まらず、プロポーズを始めるのですが・・・。
何と指輪のケースをぱかっと開けると、指輪がない!なんと用意出来なかったのです。
賢秀は『ダイアモンドをいつか必ず買うから結婚してくれ』と懇願。
彼女は悩んだ末にプロポーズを受けます。
全員大喜びですが、彼女は深刻な顔で皆さんにお話ししなければならないことがあると自らの秘密を話そうとします。
すると賢秀の母 優子は彼女を制止し、二人で頑張って暮らしていくようにと伝え、二人の結婚を祝福してくれます。
大団円でよかったとご飯を食べましょうと準備を始めた暢子。
突然立ち止まり何事かと思うと、破水です。
急遽病院へ向かい分娩室に入った暢子を部屋の外で待つ家族。
分娩室では、ふー---!ふー---!と息を吐く暢子。
そしてついに子供が生まれます。
家族は大喜びで新しい生命の誕生を抱き合って祝いました。
次の場面では、病室に暢子と和彦と生まれたばかりの赤ちゃんが家族だけの時間を過ごしていました。
名前はどうしようと暢子が言うと、和彦は「健彦(たけひこ)にしよう。心のきれいなまっすぐな人に育ってほしい。」と心に決めていた名前を我が子につけ、
健彦よろしくね~と暢子と和彦は新しい家族の誕生を祝うのでした。
ちむどんどんの現実離れした出産シーン
陣痛ではなく破水からの出産シーン
今回ちむどんどんで注目されたのは暢子の出産シーンです。
突っ込みどころは満載でした。
まずは陣痛からではなく突然の破水から始まった暢子の出産シーン。
兄の結婚が決まり和やかなムードのなかご飯を準備しようとしていた暢子が突然破水!
実はこのパターンはなかなかありませんし、もしあったら胎児が危険な状態になるので大変なことです。
通常初めての出産の場合は、陣痛がきて、そこからだんだん間隔が短くなるまでにかなり時間がかかります。
初産の場合は、生まれるまで12時間程度が目安と言われています。
陣痛の感覚が10~15分程度になったところで病院へ向かうのが通例。
出産経験のある人から突っ込み多数!
しかもこの時代には、技術が発展していないので問題がかなりあるとかでなければ入院の準備をしてそろそろだなというのはありません。
いきむシーンが息を吐いてるだけ!?
出産と言えば、いきむシーン。
様々なドラマや映画であるシーンで、みなさんも一度は見たことがあるのではないかなと思います。
全身全霊で力をかけるので、腕や手に血管が浮かんだり、顔は赤くなり、玉のような汗が噴き出る。
このような出産シーンが非常に多いんです。
14歳の母の出産シーンは、14歳という設定とあいまってとても有名になりましたね。
志田さんの必死で子供を産もうといきむ姿に私も涙を流しました。
しかし暢子の出産シーンは、出産を経験していない私でもわかるくらいこれは違うのでは感・・・。
なんというか力を入れてる感じがないんです。
ふーふーと息は吐いているのですが、これだと赤ちゃんは出てこなさそう。
出産経験者は、あの姿勢では力が入らない・汗一つ書いていないのはおかしいとの意見も出ていました。
ちむどんどんは演出・演技がひどい?演出は誰?
ちむどんどん 黒島結菜(暢子)の演技がひどい?
ちむどんどんの演出は今までも議論があったようですが、今回の出産シーンは特にファンの間で話題となりました。
ヒロインを演じる黒島結菜さんの演技がひどいとも言われています。
確かに夫と三人で部屋にいるときも、あまり赤ちゃんに対して触れるとか愛おしく思っているような仕草はなかったように思います。
演技指導が十分ではなかった?
ただ黒島結菜さんは1997年生まれで25歳。
出産経験もないので、彼女のせいにというのは少しかわいそうですね。
朝ドラと言えばフレッシュなヒロインが出演し、ストーリーだけでなく演技もどんどん上達していく姿が見られるのも楽しみの一つ。
やはり演技が良くなければ、演出家が指導するそれが一番なんだと思います。
ちむどんどんの演出家は誰?
ちむどんどんの演出担当は
・木村隆文
・松園武大
・中野亮平
ほか
となっているので様々な人がかかわっているようです。
演出家 木村隆文
演出家の木村隆文さんは、NHK所属のテレビドラマ演出家。
義経、真田丸などの大河ドラマ。
連続テレビ小説のごちそうさん、なつぞらなども演出しています。
NHK政策局ドラマ番組部のチーフディレクターでもあるので、メインで演出をしていると思います。
黒島結菜さんの演技力も重要ですが、選ばれた女優さんですし!
やはりそこを伸ばしていく力はディレクターの問題なのかなぁと思います。
まとめ
毎回SNSで話題をさらっていくちむどんどん。
今回はひどいと話題になった出産シーンについてまとめました。
たしかにこれならいきむシーンはなしで、赤ちゃんの声が分娩室から聞こえるで終わってもよかったような気がします。
みなさんはどう思いますか?
ぜひコメントで教えてくださいね!
また次回作の朝ドラ舞いあがれ!についてもまとめている記事があるので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
\朝ドラ ちむどんどん・舞いあがれ!は全話U-NEXTで配信中(2022年12月3日現在)/