2022秋ドラマ

オールドルーキーの最終回のネタバレ・あらすじとキャストまとめ

オールドルーキーの最終回のネタバレ・あらすじとキャストまとめ

2022年夏に放送されたテレビドラマ「オールドルーキー」。

37歳で突如引退を余儀なくされたサッカーの元日本代表が、愛する家族のためにスポーツマネジメントという新たな舞台でセカンドキャリアをスタートさせる物語です。

ふとしたきっかけから自分にはもう選手としての価値がないことを知った主人公は、どん底の中でスポーツマネジメントという職業に出会います。

裏方であってもスポーツにたずさわる仕事に就職できて喜ぶ彼ですが、それは決して簡単な仕事ではありませんでした。

サッカーひとすじ、ビジネス経験ゼロの彼のセカンドキャリアはうまく行くのでしょうか!?

そして家族の笑顔を守ることができるのか!?

仕事を通して人々との絆を深めていくヒューマンドラマです。

この記事ではそんなドラマ「オールドルーキー」の最終回までのあらすじ、ネタバレとキャストについてまとめていきます。

ドラマ「オールドルーキー」のキャストは?

新町亮太郎役/綾野剛

現役引退後の道を模索する元サッカー日本代表。ポジティブで情に厚い性格。

新町果奈子役/榮倉奈々

新町の妻。元人気アナウンサーで現在は専業主婦。時には厳しく、時には優しく夫を支える。新町にとっての一番の理解者。

新町泉実役/稲垣来泉

新町家の長女。サッカー選手の父を誇りに思っていたため、引退という事実をなかなか受け入れられず親子の関係を拗らせる。

新町明紗役/泉谷星奈

新町家の次女。家族のことが大好き。父と姉にまた仲良くなって欲しいと思っている。

糸山留美役/生田絵梨花

果奈子の妹で職業はグルメライター。
活動的な性格で、新町や果奈子にとって心強い存在。

〈スポーツマネジメント会社・ビクトリーの関係者〉

高柳雅史役/反町隆史

ビクトリーの創業者であり社長。ものごとを合理的に考え、基本的に部下に対しては冷徹に接する。
実は新町の妻・果奈子の大ファン。

深沢塔子役/芳根京子

若く優秀なキャリアウーマン。新町の教育係。

城拓也役/中川大志

サッカー好きの若手社員。新町がビクトリーに入社した際には歓迎する。

真崎かほり役/岡崎紗絵

社長秘書。誰にでも優しく穏やかな性格。

梅屋敷聡太役/増田貴久

エース社員だが、8年後輩の深沢をライバル視している。

葛飾五郎役/高橋克実

ビクトリー創業メンバーの一人で最年長の社員。過去に一度挫折を味わった経験があり、その際に助けてくれた高柳に恩義を感じている。

〈各話ゲスト〉

矢崎十志也役/横浜流星

ドイツで活躍する日本人サッカー選手で、新町の高校時代の後輩。ビクトリーとの契約の際には新町と深沢に無理難題を言いつけるが、本当は新町のことを心から尊敬している。

伊垣尚人役/神尾楓珠

日本代表候補のJリーガー。過去にスポーツエージェントに騙された経験から、海外移籍の交渉は信頼できる人に担当してもらいたいと考え新町を頼ってくる。

牧村ひかり 役/佐竹晃

将来性のある9歳のスケートボード選手。

高槻一成 役/竹財輝之助

イップスに悩まされるプロゴルファー。

秀島修平 役/田中樹

マラソン界のエース。ビッグマウスで自身を追い込むタイプのアスリート。

北芝謙二郎 役/板垣瑞生

2軍の野球選手。戦力外通告を受けた後も腐らずに努力する。

三咲麻有 役/當真あみ

スター性のあるフェンシング選手。フェンシングへの想いが人一倍強く、真面目で人見知りな性格。

新垣和人 役/浅利陽介

千葉ジェッツのプロバスケットボール選手。練習で右膝に大怪我を負う。

吉木修二 役/福山翔大

パラリンピック日本代表候補の車いすテニスの選手。
試合出場の機会を増やすため、ビクトリーにマネジメント契約とスポンサー探しを願い出る。

古川舞 役/田辺桃子

東京ウィンディアのトップバレーボール選手。イタリアの強豪チームからのオファーを受けるも、移籍に踏み切れずにいる。

麻生健次郎 役/渡辺翔太

新町がマネジメントを担当する水泳選手。大会優勝後、ドーピング違反通知書が届く。

ほかにも毎回本人役で実際のアスリートが登場したりと、非常に豪華なキャスト陣です。

ドラマ「オールドルーキー」の最終話のネタバレ

最終話までのあらすじ

ピークを過ぎたサッカー元日本代表の新町亮太郎は、所属するチームが解散したことで志なかばのまま現役引退を余儀なくされる。

家族のため再就職先を探す新町だが、社会人経験のない彼はどの仕事もうまくこなせない。

そんな中、スポーツマネジメント会社・ビクトリーの社長である高柳雅史から声をかけられ、新町のセカンドキャリアが始まるのだった。

度重なる困難を乗り越え、選手復帰への未練も断ち切り、徐々にマネジメントの仕事にやりがいを見出していく新町。

そんな新町に周りの人々も感化されていく。

しかし、ドーピング疑惑をかけられた水泳選手・麻生健次郎を救うために社長の意向を無視して行動した結果、社長は激怒。

「二度とスポーツマネジメントに関わるな」と言い放ち、新町へクビを言い渡す。

ビクトリーを去ったあとの新町の結末はいかに!?

最終話のネタバレ

ビクトリーを解雇された新町だが、自分の正義を貫いた結果だからと後悔はなかった。

事情を知ったJリーガーの伊垣尚人は、ビクトリーに不信感を抱き契約破棄を決意。

社長に対して不満を募らせた社員の深沢と城も会社を辞めると申し出る。

深沢と城は、三人で伊垣の海外移籍をサポートしようと新町に提案する。

それは伊垣自身の強い希望でもあった。

社長との約束があるため最初は拒む新町だが、伊垣の熱意に負け、再び社長に会いにビクトリーを訪れる。

「これで最後にするから」という新町の熱心な頼みに、社長は「勝手にしろ」と言い、黙認する意思を示すのだった。

こうして、新町にとっての最後のスポーツマネジメントが始まった。

以前担当した新町の後輩・矢崎十志也の手助けもあり、ドイツリーグへのアピールチャンスとなる試合にこぎつけた一同だったが、プレッシャーからか伊垣はなかなかゴールを決められない。

苛立つ彼に、新町は「自分を取り戻せ!」と大声で呼びかける。

その言葉に冷静さを取り戻した伊垣はその後見事ゴールを決め、ドイツリーグのマネージャーから正式に移籍のオファーを得ることに成功したのだった。

試合終了後、新町は現場に来ていた高柳社長に呼び出され、こう言われる。

「君に二つの選択肢をあげよう。一つはこの業界を去る。もう一つは、ビクトリーに戻ってスポーツマネジメントを続ける。深沢くんと城くんも一緒に」

思いがけない言葉に新町は涙を流しながら、ビクトリーに戻りたいという意思を告げる。

職場復帰後、新町のデスクの周りには今までマネジメントしてきた選手たちからの感謝のメッセージが溢れていた。

メッセージを眺めながら、新町は「すべてのアスリートにリスペクトを」というビクトリーの理念を呟き、再び仕事に励むのであった。

ドラマ「オールドルーキー」の感想

やはり最後はハッピーエンドでしたね。

海外移籍の件も社長との関係も全てが丸く収まるという少々出来過ぎた展開ですが、そんなところもこのドラマの魅力だと思います。

見終わったあとに「良いドラマだった」と言える後味の良さでした。

このドラマにはいわゆる悪役らしい悪役というものは登場しませんが、たびたび意見の食い違いで衝突する人間模様が描かれています。

しかしそれは、それぞれが違う人生を必死に生きた結果だと言えるのではないでしょうか。

経験から得た正義を貫くことは、時に他人の意見を受け入れづらくするものです。

現実の人間関係のいざこざも、こういうちょっとした価値観の違いから生まれるものなのかも知れません。

また、全話見終えて感じたことは、新町が選手復帰への気持ちを引きずっていた期間が結構長かったな、ということです(1話から4話までずっと未練タラタラでした)。

「マネジメントの仕事を辞めたい」と弱音を吐いたこともありましたが、気が付けば再びで人生を捧げられるものに変わっていましたね。

最終話で伊垣に対して叫ぶ「自分を取り戻せ!」というセリフにはそんな新町の思いの丈が詰まっていると感じました。

長いこと葛藤し、その結果夢破れたとしても再び自信を取り戻すことが出来た。そういう前置きがあるからこそ、新町の発するこの一言には心打たれるものがあります。

演出にも特に力が入っているシーンなので、きっとこのドラマを通して一番伝えたいことなのだと思います。

こればかりは実際にドラマを観ないと得られない感動です!

まとめ

毎回さまざまな問題に立ち向かう人々の姿が描かれたテレビドラマ「オールドルーキー」。

時には仲間と衝突しながらも困難を乗り越えていくというストーリーは一見ありふれたテーマに思われます。

しかし引退後のアスリートという、普段我々が目にすることの少ない視点から描くことで、単なるお仕事ドラマという枠組みを超えた新しさがあります。

プライドや信念を強く持っているアスリートだからこそ、親切心だけでは務まらない人に寄り添うことの難しさを教えてくれる素敵なドラマです。

人生に行き詰まった人や、何か新たなことに挑戦しようとしている人に是非観ていただきたい作品です。

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